生命工学科(2019年4月学科改組前設置)
生命工学科のディプロマ?ポリシー
- 専門知識のベースとなる関連領域(数学?物理学?化学?生物学?情報)の基礎を習得していること。
- 分子の挙動に基づいた工学的総合技術である「生命工学」の専門知識を習得するとともに、原理原則に基づいて論理的に先端領域に対応するための力を身につけていること。
- 生命工学に要求される社会的ニーズを理解し、持続的な社会発展に向けた問題解決および研究デザイン能力?研究開発姿勢を身につけ、自主的?継続的に学習する能力を習得していること。
- 社会や倫理など科学?技術に留まらない多様な観点、地球的視点から「生命工学」の研究の意義を理解し、最新の技術情報とともに国内外に伝え、議論できる能力、他者と協同できる能力を身につけていること。
生命工学科のカリキュラム?ポリシー
生命工学科では、生命工学を効率よく体系的に学ぶことが出来るように、化学?生命化学?分子生物学を柱とする独自のカリキュラムによって教育を行っています。
1?2年次では専門基礎科目を履修します。ここでは、生命現象の基礎知識の習得、特に生命現象を分子レベルで理解することを目的とします。また、1年次から開講されている学生実験により、実技の習得を目指します。2年次後期より専門科目が開講され、高度で最新の知識を習得します。これらの科目と同時進行で、2、3年次を通して一貫したプログラムに基づいた生命工学実験(学生実習)を履修します。基礎的な実験から最新の機器を用いた高度な実験までを行い、実技の熟達と共に、授業内容の理解を深めます。
3年次には、1?2年次のリテラシー科目の英語に続き、外国語教員の英語による実習を行うことにより、国際的に対応できる語学能力の習得を目指します。専門科目では、バイオサイエンスとともにバイオテクノロジーに関する工学系の科目も履修し、後学期には研究室へ実質的に配属し、先端研究に取り組む基礎を体得します。
4年次には、配属された研究室において、卒業研究のテーマを設定し、指導教員の直接指導のもとで最先端の研究を行います。